こんな症状や痛みで
お悩みではありませんか?
子宮内膜症患者の88%は月経困難症を自覚し、そのうち70%は鎮痛薬を必要としています。
また、鎮痛薬を使用しても日常生活に支障を来す重症例は18%あるとされています。
子宮内膜症とは、本来子宮の内腔にしか存在しないはずの子宮内膜に類似した細胞が身体の様々な場所に発生し、そこで活動してしまう病気です。子宮内膜症の発生しやすい部位としては卵巣、骨盤内の腹膜や臓器の表面などがありますが、腸、膀胱内、臍や肺にまで及ぶことがあります。
症状としては、月経痛、不正出血、排便・排尿痛、性交痛などがあります。
治療は薬物療法(ホルモン療法,対処療法) や手術療法がありますが、その方のライフステージに合わせて適切な治療を選択することが大切です。一度の治療で終了する疾患ではなく、長いお付き合いが必要な疾患です。
我々は通院しやすく相談しやすい外来診療を心がけております。
子宮内膜症に対する治療は、2007年の「European Society of Human Reproduction(ESHRE)」のガイドラインや、産婦人科診察ガイドライン 婦人科外来編2014
2010年の「日本産科婦人科学会の子宮内膜症取扱い規約」の治療方針をベースに、治療を行ないます。
しかし、様々な医療施設によって、治療方針はそれぞれ異なっているようです。
当院では、お一人おひとりの“ライフステージ”に合わせた療法を行なっていくということを大切にしています。
薬物療法、手術をする時期、術前・術後のケア、さらには閉経までをも視野に入れ、医師と患者様が、「どのような目的で手術をするのか」ということを、考え、
じっくりと話し合って決めていくことが大切であると考えています。
近年、晩婚化などの影響で子宮内膜症は増加の傾向を辿っています。不妊の原因になる場合や、嚢胞(のうほう)が大きな場合は手術が第一選択肢となりますが、当院では、開腹はせず、身体への負担が少ない「腹腔鏡(ふくくうきょう)手術」を行っており、専門知識と高度な技術、豊富な臨床経験を持つドクターが在籍しています。
腹腔鏡手術でほとんどの患者様に対応できますし、なんといっても回復が早く、傷跡も目立たないというメリットがあります。
「腹腔鏡下手術は近年の進歩・普及によって今や幅広い病気に適応が拡大され、標準的治療法となりつつあります。この手術は、傷が小さくて美容上優れた手術であるばかりではなく、拡大視野における極めて丁寧な手術の実現が可能です。国内留学で得た臨床経験をもとに、腹腔鏡下手術を通して皆様にとって最良の医療を提供させていただきたいと思います。なんでも気軽に御相談ください。」
「昨今の技術進歩により、婦人科手術もより低侵襲で繊細な手術が可能な腹腔鏡手術が主流となりましたが、その技術を適切な患者さん、適切な時期,適切な方法で提供できなければ意味がありません。同じ年齢の方でもバリバリ働いているキャリアウーマンで現在は妊娠を考えていない方なのか、それとも妊娠を目指している方なのかによっても選択する治療法は変わってきます。どんな些細なことでも構いませんのでまずは相談にいらして下さい。」
北海道 札幌 腹腔鏡手術 子宮内膜症 専門外来は札幌白石産科婦人科病院まで
札幌市白石区 東札幌5条6丁目6-28 地下鉄東西線「白石」駅5番出口より徒歩3分
駐車場26台程度 提携駐車場あり
受付時間 AM9:00~PM0:30 / PM2:00~PM4:30
夜間診療 月・水・金 PM5:00~PM7:00 休診日 日曜・祝日 土曜(午後)
(Drは交代制のため、受診前にホームページ内の診療予定表でご確認下さい。)