北海道 札幌 腹腔鏡手術 子宮内膜症 専門外来は札幌白石産科婦人科病院まで
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婦人科疾患

子宮筋腫

子宮筋腫とは

子宮筋腫は女性の10人に3人に発症する良性の腫瘍です。生命を脅かすものではありませんが、放置しておくと10kgを超える大きさになることもあります。子宮筋腫は女性ホルモンによって大きくなりますが、閉経後には小さくなることもあります。複数できることが多く、その大きさやできた場所によって症状が違ってきます。子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられています。

症状

月経量が多くなることと月経痛が代表的な症状です。その他、月経以外の出血、腰痛、頻尿等があります。症状はできた場所によってさまざまですが、子宮の内側にできた筋腫は症状が強く月経量が多くなる傾向があります。
逆に、子宮の外側にできた筋腫は大きくなっても症状が出にくいとう特長があります。若い人では妊娠しにくくなったり、流産しやすくなったりすることもあります。

治療

治療法には手術と薬による治療があります。手術では、「子宮を全て取る手術(子宮全摘出術)」と、「筋腫だけ取る手術(筋腫核出術)」があります。将来子供が欲しい人や、子宮を残す希望の強い人では、筋腫だけ取る巣術を実施します。近年、これからの手術は大きく開腹をしない「腹腔鏡」を使って行うことができるようになっています。

薬による治療では、「閉経状態にしてしまう治療(偽閉経療法)」などが行われます。

ライフステージに合わせた選択

子宮筋腫の腹腔鏡手術(核手術)

電動モルセレータの使用について

子宮筋腫核出,子宮全摘,充実性卵巣腫瘍で摘出物を体外に取り出す手段として,電動モルセレータ (小さな創から細かく刻んで体外に取り出す機器)を使用する場合があります。開腹、腹腔鏡を問わず100%確実な術前診断は不可能で,良性と診断していても術後に悪性と判明することがあり (筋腫核出 0.03%・子宮全摘 0.11%)、電動モルセレータ使用で組織が体内に散る可能性があることが分かりました。腹腔鏡手術は傷が小さい、痛みが少ない、社会復帰が早いなどのメリットがあり、モルセレータはそのメリットをいかすための機器です。モルセレータを使用しない場合は、創部が一部大きくなる(小開腹)など、そのメリットを生かせない可能性があります。我々は悪性との区別が難しい変性筋腫の場合には袋内に摘出物を収納してそのなかでモルセレータを使用するようにしておりますが、大きさや腹腔内の状況で必ずしも全例できないこともあります。